HOMEEV・HV・PHV

1. プリウス二代目

茨城県は車社会で、私の自宅には2台の自動車があります。その2台ともプリウスの二代目。現在販売されているプリウスよりも旧型でして、2003年式(走行距離:11万キロ)と2004年式(走行距離:13万キロ)の2台になりますが、これまで特に大きな故障はありません。駆動用のバッテリーもまだ交換不要で、かなり完成度の高い車と思います。

 

但し、この車に乗っている人は分かりますが、まだ課題が存在します。

課題

夏は冷房を使用した場合でも22km/リッター超えの低燃費。しかし、冬は暖房を使用した場合では18km/リッターと燃費が悪くなります。夏と冬で、確実に4kmは燃費が落ちます。これはエンジンの大きい車1台分に相当する燃費の低下です。

冬は車内の暖房を維持するためにアイドリングストップ(自動車が赤信号で停止中にエンジンが自動的にストップすること)がほとんど無いためと考え、暖房を使用せず、寒い車内で車を運転した際も、燃費は20km/リッターと夏より低い状態でした。これは何故なのか?

原因は、私は電池の性能が冬は落ちていると推定しています。電池の性能は温度により変化し、暖かい方が性能が良いためです。

今後、プリウスのようなハイブリッドカー(HV)にもリチウムイオン電池が搭載され(プリウス・アルファは既にリチウムイオン電池を搭載)、プラグインハイブリッド(PHV)や電気自動車(EV)のような電池容量が大きくなった際、このような電池性能の季節変動に対応できるかどうか、技術開発に注目しています。

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