当Webサイトについて

内閣府の最先端・次世代研究開発支援プログラムの研究代表者である星野毅が、様々な新エネルギー開発に従事した経験を生かし、多角的に日本のエネルギー問題を分析し、限りある資源にて日本が技術先進国として世界をリードするためのロードマップを考えるWebサイトです。

最先端次世代研究開発支援プログラム

リチウムイオン電池は、これまで携帯情報端末(携帯電話、スマートフォン等)で使用されていましたが、これからは電気自動車、家庭用蓄電池、自然エネルギーと連携したスマートグリッド用蓄電池として、不可欠です。電池の原料となるリチウムは、特に希少なレアメタル31元素の一つで、レアメタルの確保は世界各国の国策課題となっています。日本では海外輸入に100%頼っており、リチウムの安定確保は、我が国の産業発展のため戦略的に取組むべき課題です。

このリチウムは、南米では塩湖から回収していますが、海水にも微量に存在します。そこで四方を海で囲まれた我が国の利点を活かし、海水からリチウムを効率的に回収する革新的資源回収技術の実用化を目指しています。この技術が確立した際は、使用済リチウムイオン電池等の都市鉱山からのリチウムの高効率リサイクルにも応用可能となり、限りある資源の有効活用にも役立つ研究です。

リチウム資源の用途

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リチウムイオン電池

携帯電話、タブレット型端末、ノートPC、デジカメ等の電池はリチウムイオン電池です。これからは、電気自動車、プラグインハイブリッド車、家庭用蓄電池、スマートグリッド用蓄電池と、リチウムイオン電池は大型・大量生産の時代に突入します。この電池をつくるために必要な原料がリチウム

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核融合炉

地上に太陽を作り、そのエネルギーで電気を作る発電炉です。海水中に無尽蔵にある重水素と、人工的に製造可能なトリチウム(三重水素)を燃料として使用するため、資源の無い日本でも永久的に発電が可能です。この核融合燃料に必要なトリチウムをつくるために必要な原料がリチウム

海水に含まれるリチウム資源

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資源の無い日本ですが、海にはたくさんの資源があります。
海水中にはレアメタルが存在しますが、中でもリチウムは濃度が高く、海水からのリチウム資源回収は潜在的に経済性を有すると言われています。
資源の無い国から資源大国へ。モノづくり日本には資源が必要です。

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New Energy レポート

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研究資金について

海水からのリチウム資源回収は、内閣府の最先端・次世代研究開発支援プロジェクトによる研究助成金により実施しております。
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