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番外2. 燃料電池
水素と酸素を反応させ、電気を発生させる発電方法です。現在は「エネファーム」という名前で商品化されています。金額的には、補助金込150万円程度で家庭に設置することが可能です。水素と酸素の反応の際に熱が発生するため、日中に発電すると同時に、家庭に必要なお湯を作るシステムになっています。
水素は都市ガス、またはプロパンガスから作ります。どちらのガスも化石燃料のため、水素を作る際にCO2を排出します。しかし、水素と酸素の反応の際に発生する熱も有効利用することで、化石燃料を使用した小型の発電機としては、発電効率が一番高く、資源の有効活用という観点から注目されています。
将来的には、水素は原子力発電の夜間電力を利用し、夜間に水を電気分解して水素を作る予定でしたが、この予定は東日本大震災で変更になると考えています。
この発電を用いた燃料電池自動車も開発されています。下記の図の引用先URLに燃料電池自動車が紹介されています。私もリンク先の水素ステーションで燃料電池自動車に乗りましたが、加速が良く、将来の実用化を期待しています。
引用:JHFCプロジェクト概要より http://www.jhfc.jp/index.html